【壮絶なブレーキダスト】 2005年4月
ドイツ車はブレーキの効きが最優先で、ブレーキが鳴く事もあるし、ローターも減る、そして ブレーキダストが凄くてホイールが真っ黒になると言う話は有名です。特に気に掛けていたわけではありませんが、メルセデスやBMWのホイールが黒くなっているのを目にした事もありました。
まぁ、たったそれだけの事なんですが、百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、実際にオーナーになって見ると、雑誌やインターネットで読むのとは大違い、想像を遙かに超える汚れ方にビックリしました。
左上の写真がホイールを洗った直ぐ後のピカピカ状態で、左下の写真は街中を中心に2週間で200km程度走った後のフロントの写真です。街中中心ですから走ったり止まったりの繰り返しですが、平日夕方の住宅地と週末の比較的空いた都内をゆっくり丁寧に走っていますから特別ブレーキに過酷な運転ではないのにご覧の通り真っ黒です。
また、写真では判りにくいのですが、粉っぽい煤の様な汚れが付くのではなく、何というか油に墨を混ぜた様なべっとりした感じの汚れ方で、ホースで勢いよく水を掛けた程度ではびくともしませんし、水を掛けながらブラシで擦ってもべっとり付いた油っぽいブレーキダストはすっきり綺麗に落ちません。
くぅ号はベーシックグレードの C180K セダンですから、取り立ててエンジンやブレーキが強化されているわけでも、特に車重が重いわけでもありません。勿論、ブレーキパッドもローターもド・ノーマルでこれなんです。
ブレーキの効きは変わらずダストが少ない事を売りにしたブレーキパッドも出回っていますが「真綿で首を絞める様な」と言うお約束の表現どうり感動的に良く効き、かつ、コントローラブルなブレーキには満足していますので、積極的に交換する気にはなりませんし、感動的な効き具合を考えると、ブレーキダストで汚れたホイールを洗う手間もある程度仕方ないかなと考えています。
初めはあまりの汚れ方にビックリしたのですが、毎週の様に見ていると慣れてくるもので、あぁ、ボディーはまだガマン出来るけどホイールが汚れたから洗車しようかなぁ、と言う事も、、、油汚れには洗剤のお約束ですから、シャンプーを付けたスポンジで軽く擦ると真っ黒な泡が流れてすっきり綺麗になりますが、きっとホイールコーティングのお陰で随分汚れ落ちがよいのだと思っています。また、AVANGAEDE仕様の5本スポークのホイールは掃除が楽で本当に助かっています。
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