【DW3Wのドアロック出張修理】 2014年11月

帰省したら老母に「助手席ドアのロックが動かないのよ」と言われたんです。確認すると微妙に動こうとするので、スイッチや配線ではなくソレノイドかリンクだと判断。「この夏に車検を受けた」と聞き、地図を調べて行きつけのディーラーに遊びに行った次第。

気になる新型デミオが見られるから丁度良いと思ったのは老母には内緒です。いやぁ、郊外型のディーラーって大きくてびっくり、誘導してくれた営業マンのお兄さんにサービスフロントを訊いて駐車し、会話をして車を預けショールームにGO。

ショールームの一番前に陣取っている新型デミオに座ってオフセットしていないペダルレイアウトに感動していたら、さっきのお兄さんが寄ってきて「いつも私がお母様の車を届けに伺っています」だって。車を見た時には気づかなかったケド、車両データを照合して判ったのでしょう。

「老父母がお世話になっています」と挨拶と世間話をし、セルフサービスのカフェオレ片手に雑誌を読んでいたらフロントマンが来て概算見積書を片手に説明してくれました。ドアロック部品 約17千円&工賃約4千円で〆て約21千円也。

どっひゃ〜、部品在庫があって工賃込み1諭吉なら直そうと思っていましたが、2諭吉じゃ無理。部品在庫を確認するまでもなく「次回点検時までに検討します」とお礼を言ってスゴスゴと退散。まぁ、新型デミオを見られて良かったと言うことにしましょう。(汗)

帰宅後にネットで先達の修理記事を調べたら、ソレノイド単体では部品が出ず、リンクを含めてアッセンブリーになっているみたい。部品が高い理由はこれかもしれませんね。大体の手順&構造が判ったところで、実家の前で小間物広げましょうか。

親父の工具箱(写真参照。まぁ普通の家はこんなモノでしょう、でもPBが1本入っているのは何故?)を借りて、サクッとドア内張を外します。ビニールを少し剥がして覗いてみたら、なるほど、ドアキャッチまで全体がアッセンブリーになっているのね。

ノブを押したり引いたりしてリンクに問題が無いことを確認し、リンク回りを中心にSL吹いてみたけど症状は変わらず。よく見るとソレノイドは2本のネジで止まっているだけなので、ドアキャッチ部のネジを外して部品全体をズラし、ネジを緩めてソレノイドを取り出しました。

ソレノイド単品(負荷の無い状態)で動作確認しても動く様な動かない様な。ええぃ、とソレノイドを分解してモーターを見ながら動作確認すると、1回目は勢いよくモーターが回転しますが2回目にはモーターから白い煙がでて動きが緩慢になりますので、モーター故障で決まりですね。

ネットでは汎用部品?でモーター単体を交換した強者の先達もおられましたが、翌日墓参で翌々日には帰京予定の帰省先で出来る事は極めて限られています。取り合えずソレノイドを外して(手動ドアロック状態)内張を戻して本日は終了。

家が近ければヤフオク等で中古部品を買って直しに来るのですが、次回帰省は1年後か更に先か判りません。かと言って修理のために帰省する訳にも行きませんから、普段使わない頭をフル回転させて善後策を検討。

ネットで調べて最寄りの解体屋に在庫がありそうだと当たりを付けたのですが、当然の如く日祝休業で身動きが取れず。結局、帰京予定の連休明け朝一番に解体屋に走って中古部品を調達。踵を返して実家に戻り、サクッとソレノイドを交換して修理を完了させましたぁ。:)

満足度:
コメント:
中古部品の小銭代で助手席ドアロックが復活。2諭吉が払えない甲斐性無しの息子でしたが、DIY修理で親孝行できたので達成です。(^^;)
 
DW3Wデミオ。もちろん現役ですから。

工具はこれだけ、でもあるだけマシですね。

サクッと内張を外して

 
状況的にこれが原因でしょう

ソレノイドをバラして動作確認の図

解体屋で仕入れたドアロックソレノイド

 
パーツクリーナーとSLは何故かくぅ号のトランクから出撃:)

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