【基本整備とDIYのススメ】 2015年12月

愛車の調子を保つために必要なのは、定期点検と消耗部品の交換。SR師匠にも「油・水・ゴム」と教わりました。と言う事で、新車購入から11年、機関好調&乗り味良好を保っている(と自己暗示を掛けている)くぅ号の基本メンテナンスを纏めてみました。

【定期点検】
・車検整備(事前整備)
・12ヶ月点検
・6ヶ月点検
車検(事前)整備は、例えばパーキングブレーキはローターを外して清掃・目視点検してから踏みしろ調整を行うなど、手を抜かずに確り行っています。

【消耗部品・油脂類の定期交換】
項目
交換頻度
油脂・部品代(円)
タイヤ*
適宜
60,000
Oil/Fluid
Engine*
半年
7,000
NNL690G*
2,000
ATF
4年
20,000
PowerSteering
2〜4年
2,500
SuperCharger
2〜4年
12,000
Brake
1〜2年
1,500
デフ*
4〜6年
7,500
Filter
EngineOil
Oil交換2回毎
2,000
ATF
ATF交換毎
5,000
Air
4年
5,000
Air-Con*
4年
4,000
ブレーキホース*
4〜6年
10,000
ロングライフクーラント
4年
4,000
ワイパーブレード*
2年
5,000
スパークプラグ*
4年
6,000
バッテリー*
適宜
20,000
・年間走行 5,000〜10,000kmを想定(くぅ号は6,000km)
・原則純正パーツ(*印除く)
・純正SCオイルは円安で大幅値上がり(以前は7千円台)
・NNL690GはOIL添加剤(GRP)

とまぁ、特に変わった事をしている訳ではありませんが、オイル管理がきちんと出来ている車は、やはり車齢を重ねた時に個体のコンディションが明らかにが違うと思います。

消耗部品・油脂類の定期交換は頻度が高いためコスト優先&先延ばしになりがちですが、むしろ消耗部品・油脂類の定期交換こそ、しっかりキッチリ行う事が肝要だと思います。

「メーカー指定のインターバルで充分」「環境負荷が高くエコじゃない」「オイルメーカーに洗脳されている」と言う意見には与しませんし、宗教論争ですから議論する気もありません。

無交換は論外としても、メーカー指定に従えば壊れる事はないでしょう。でも「普通に(ちゃんと)動く」と「機関好調&乗り味良好」の差があるのも厳然たる事実。世間では個体差と言うのでしょうが、高田工場長が仰る「車は生き物」の方が感覚的にしっくりきます。

上記メニューを全てやっても(タイヤ・バッテリー除く)、DIYなら油脂/部品代の3千円/月ですから、出来る範囲でDIYがお勧め。基本整備のDIYで抑えた予算を予防整備に回せば一石二鳥と言うモノです。

Brake Fluid は2年毎の交換なら車検整備に出せばOK。ATF、デフオイル、Super Charger Oilは少々ハードルが高いですが、その他は存外簡単で作業のリスクも低め。勿論、手ぬかり&気ぬかりは厳禁ですケド。

ほんの少し自分で弄ると車への愛着もましますから、趣味と実益を兼ねて無理のない範囲で少しずつ DIY に挑戦してみては如何でしょう? 経験者同伴かヘルプを仰げるレンタルピット(ベストは監修指導付きの高田工場長の所、、汗)なら、安心して一歩踏み出せると思いますので、貴方も是非。:)

6ヶ月&12ヶ月点検はDIYの基本です

 
何はなくともオイル交換のお約束

 
プラグ交換は初心者でも手の届く範囲

 
LLCもスロープがあればジャッキアップせずに交換可能

inserted by FC2 system