【+αの無駄整備】 2015年12月

203は丈夫デス」で少なくとも後期型のW203の4気筒は世間で言われる程には故障しないと書きましたが、壊れずにちゃんと動くのと「機関好調&乗り味良好」は違います。

高田工場長は「車は生き物」と仰いますし、独車は国産車と違って消耗部品を交換する思想で作られているので、故障や不調なく動いていても 203本来の姿(乗り味)は維持できないと思います。

また、掛かりつけの整備工場(主治医)と愛車の状況を相談しながら、ある程度の予防整備を「計画的に」行う事で、「機関好調&乗り味良好」に加えて、出費の平準化と同軸作業による総費用&ピットタイムの抑制が期待できる(結果的に安上がり)と思います。

大恩人のSR師匠に手ほどきを受け、最近(SR師匠の工場が移転で遠くなった後)は高田工場長の監修・指導によるDIYが中心の私の場合は、専ら出費の平準化を狙って 7〜10年の足掛け4年の計画で以下の予防整備を実施してきました。

【予防整備&交換(無駄整備)】
持病系
ブローバイホース交換(8年)
消耗部品系
ブレーキパッド、ローター交換(キャリパー換装時:7年)
ショックアブソーバー交換(KONI FSD:7年)
エンジン&ミッションマウント交換(10年)
Vベルト&プーリー交換(10年)
コンパニオンプレート交換(10年)
パーキングブレーキシュー交換(10年)
その他
キャリパーOH(4年毎)
マスターシリンダー交換(9年)
エアマスセンサー交換(9年)
スロットルアクチュエーター清掃(8年)
フロントハブベアリング交換(10年)
リアハブベアリング交換(10年)
ドライブシャフトのグリス交換(10年)

ここまで(上記予防整備の一部)までしていれば、車検(事前整備)時の追加整備は殆ど出ない(法令費用+予備検査代で車検に通る)ハズですし、予防整備をしなければ、その内の一部は(不調/故障)修理で必要に迫られて余分な費用/ピットタイムに繋がった事は必定でしょう。

工賃の掛からない(僅かな謝礼&差し入れ)DIYでなくても、良心的な主治医にしっかり相談して他の修理や点検と併せて上手に整備すれば、限られた予算の中で手厚い(予防を含む)整備が出来ると思います。

基本整備&点検のDIYとユーザー車検で節約した予算を、主治医の故障修理&予防整備(DIY監修&整備依頼)に回せばリーズナブルな予算で「機関好調&乗り味良好」の203に乗れるというモノですね。(私の作戦そのまま、、汗)

車検に通ればOK、不調・不具合が無ければOK、壊れたら必要最低限の対応で可能な限り安く維持したい、と言う考え(短期キャッシュフロー重視)の方とは主義主張(信じる宗教)がそもそも合わないので、議論をするつもりはありません。

中長期の車両維持&全体コスト(ある程度)抑制&出費平準化重視の私は、DIY監修ヘルプを中心に、消耗品交換、故障修理、予防整備を合わせて 7年〜10年まで月1〜1.5万円の積み立てのイメージでやってきました。

そして、集中整備が終わった11年目以降〜15年目迄は再び下がる目論見(今年の予算は5千円/月)デス。(滝汗)

ブローバイホース交換は整備時間が掛かりますので、ついでの時には忘れずに

エンジンマウント交換は効果が高いです

転ばぬ先の杖、Vベルト&プーリー交換

キャリパーOHで本来のブレーキ(効き味)を取り戻します

HUBベアリング交換で静粛性&滑らかさを取り戻します

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