【添加剤:総合】         2004年1月

若い頃からオイル添加剤を中心にいろいろ試していますが、燃費向上という観点からは費用対効果は低い(投資が回収できない)と判っていながらなかなかやめられません。カー用品店で手に取ってみると魔法の様に効果がありそうな能書きが並びますが、一部の例外を除いて効果を実感できた試しがありません。ベースオイルの性能がしっかり水準を超えている事こそが重要で、添加剤は自己満足のお遊び+αと(頭では)割り切っています。

20年以上も前に入れたマイクロロン(粉末)は全く効果を感じませんでしたし、その後もこれはと言う添加剤には殆ど出会いませんでしたが、数年前に使ったミリテックだけはエンジンがスムーズに回ったり、微妙に(東名の東阪往復 1000km 走って、0.5km/L 以上)燃費にも効果を感じました。チョイ乗りの燃費は全く参考になりませんが、エンジンのガサツキ感が低減されるだけでも気持ちが良いものですよね。

ガソリン添加剤もハイオク仕様の車が多かったこともあってか、インジェクションノズルが綺麗になって、、なんて事を体感した事は一度もありませんでした。唯一の例外は、そのまた昔、有鉛ハイオク仕様のツインキャブ車に乗っていた頃、キャブクリーナーを直接吹いた時に効果を感じたくらいでしょうか。

直列4気筒とは思えないほど充分滑らかに回るC180Kのエンジンですからきっと工作精度も高いのでしょう。慣らしの最中、走行距離 750km 程度の加速時に、初めて軽〜く踏み込んだら、シュ〜ンと 5000rpm までスムーズに回って最近の4気筒エンジンを見直した次第。添加剤の効果を期待するのであれば、アイドル(特に冷間)時の静音化、柔らかいオイルとの組合せによるトルクアップ、僅かながらの燃費改善と、滑らかさの維持・向上、そしてエンジンの保護という自己満足の追求になるでしょう。こうして書いてみるとやっぱり魔法の能書きと同じですねぇ。(笑)

再びミリテックも悪くないかなと思いましたが、どう転んでも燃費向上だけでは投資が回収できないと判った上での確信犯ですから、いろいろ試して楽しむが一番です。最近見つけて試してみたいと思っていたのが GRP & TE です。HPだけ見れば、なんだかいかがわしい感じでしたが、インプレッション等を読んでいるうちに、ミリテック以上の効果がある事を期待して試してみる事にしました。

オイル交換等にはタイミングもありますから、先ずはGRPをパワステオイルに、TE をガソリンに、そしてブレーキ用をマスターシリンダーに添加してみましたが、入れた直後のプラシーボ効果を書くだけでは意味がないので、暫く使用してからそれぞれのインプレッションページをアップしていく予定です。

難易度:
コメント:
何をもって(自己)満足とするかは大いに迷う所ですがパワステオイルへの GRP 添加、ガソリンへの New TE 添加の第一印象がフラシーボを含めて「体感できる効果がありそう」と言う事で自己満足度を測ってみました。

今回購入した添加剤(GRPシリーズ)一式。
チキソグリースとクーラント添加剤は見送りました。チキソグリースも買っておけば良かったかな。
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