【静電気対策+α:e-WATER】

お手軽(おまじない)系チューンでいろいろ遊んでいるのですが、ふとした気の迷いで、e-WATER なるものに手を出してしまいました。起爆水の親戚みたいなものですが、こちらは静電気防止効果とリラクゼーション効果を謳っているところが一番の違いでしょうか。(笑)

HPの車種別クーラント容量表を見ても全く当てにならず、こんなもんだろうと適当に(送料が無料になる)ハイパワータイプ(標準2本相当)を発注しましたが何と10,800円、後からよく考えるとリッター10万円也!!、どう考えても人を食った様なお値段としか思えません。マイナスイオン系のおまじないグッズの中でも群を抜いて素晴らしい能書きですが、シャーシダイナモでのテスト結果で15〜18%も出力アップというのが脳裏に焼き付いて。。。あぁ、静電気対策と言う建前はいずこに。。。

これで、105kW/5,200rpmの C180K も 124kW 相当にパワーアップで C200K の 120kW を上回るお約束ですね。(笑)まぁ、出力アップの方は気休め程度だとして、購入時から悩まされている静電気対策となれば半分くらいは元が取れるかなと言うのが正直な気持(自分を騙すための言い訳)でした。

通販で申し込んで届いた現物を前にすると、大きく膨らんだ期待と相反して100ccのボトルの小さいこと小さいこと。クーラント吸い出し用プラボトル&延長ホースが付いてくることや、説明書の文章表現からは良心的な印象を受けましたが、付属のプラボトル(ポンプと呼んでいます)も100円ショップで売っている程度の容器となんら変わりません。親切心は感じますがやっぱり有難味は感じません。

ハイライト?の投入自体も(ラジエターキャップが無いため)リザーバータンクのキャップを外して良く振った魔法の泥水(e-WATER)を投入してあっけなく終了。中身は鉱石か何かの研磨屑が泥状に溶かしてあるだけに見えますから見た目の有難味も DIY のお楽しみも皆無。う〜ん、こういうパターンはあまり好きではありません。

説明書には「入れる前にアイドルして排気を臭ってから、入れた後にもう一度しっかりアイドルして水温が上がり冷却水が循環してから排気を臭うと、あら不思議、ほうらもう臭いません。」と言う内容の丁寧な文章が書いてありましたが、もとより排気臭はほとんど無かったですし、これって、暖機運転で燃焼が安定するだけじゃないのかなぁと思いました。

この時点で「大失敗&金をドブに捨てた」という気持ちで一杯(逆プラシーボ爆裂)でしたが気を取り直して試乗。生憎の雨模様で静電気除去効果は全く不明、出力15〜18%アップのお陰でアクセルに足を乗せただけで急加速して危うく先行車に追突しそうになったり、リラクゼーション効果で肩こりが治って、固い頭が柔らかくなって素晴らしいアイデアが閃いたり、、、、全くもってありません。

まぁ、リザーバータンクへの投入後のちょいノリで効果無しと諦めるのもなんだか悔しい。サーモスタットが開いてクーラントが循環するまで待ちましょう、静電気防止効果も雨天で判りませんでしたから、、

翌日(これまた雨天)少々乗ってみたところ 2000rpm 以下での力強さ(トルク)が明らかにアップした(非常識とも言える低回転での街中のゆっくり運転がし易くなった)様に感じたのですが、【逆】プラシーボ爆裂中ですから素直に効果を認めようという気持ちになれないんですよねぇ。でも、力強くなりました。でも、認めるのは悔しい。。。。(笑)

とりあえず、静電気防止効果の確認と併せてもう少し様子を見ていくつもりです。料金所からの加速もいつもに増してスムーズにエンジンが回ったようにも思いますが、コンプレッサーがしっかり過給を始める 2200rpm 位になると微妙なトルクの違いなんて私には分かりませんし、暖かくなって静電気の発生も少なくなってきたのかなとも思います。

投入を知らされていなかった家内が「車庫入れ上手に出来たわぁ」と大喜びしていたのですが、これぞマイナスイオンパワーのなせる技、、、な訳ないか。(笑)

難易度:
コメント:
見た目の有難味やDIYの楽しみは皆無。通販購入だったのでお店の方に色々お話を伺えて楽しかったなんてことも無し。確かにトルクアップしたり、スムーズにエンジンが回る様な感触もありましたので、素直に認めたくない気持ちを抑えつつ静電気防止効果と併せて様子見と言うとしておきましょう。

静電気防止効果があれば...リッター当たり10万円の魔法の泥水です。

※楽天の通販HPにジャンプしますが、アフィリエイトプログラム等ではありません。

【注意】W203 Club の公開掲示板で「ベンツのクーラントラインは狭いので、詰まりやすいため、添加剤は絶対にNG」とのアドバイスを頂きました。

くぅは既に時遅く投入済みですので、暫く様子を見ながら乗ろうと思います。異常を感じたら交換ですね。

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