C180Kにはオイル酸化センサーが付いており、メルセデスケアだとランプがつくまでオイル交換はして貰えないとの事、裏を返せばある程度安心（センサーを信用）してオイルを長く使うと言う事に他なりません。でも、昔人間なので1000km の慣らしが終わって交換する事に決めてオイル選びを楽しみました。

昔 DIY でオイル交換していたときはコストパフォーマンスの高いカストロール中心でしたし、オートバックスブランド、オートウェイブのBE-UPも入れた事があります。ここ15年くらいは走行距離が少なく（年間4000km〜6000km）年１回の交換ですから迷わずシンセティックの中から選択しています。WAKO'S、MOTUL、NUTEC も気になりますが、マイナー前の 7.0L 程でないとは言え、5.5Ｌ オイルを喰らいますし、高規格（高い）オイル指定ですから気軽にいろいろ試し（交換し）て遊ぶというわけにもいきませんねぇ。こんなこ所も、外車の維持費が高いという話に繋がっているのかもしれません。

これまでは年１回（走行 5,000〜6,000km 程度）でオイル＆フィルターの交換をしていましたから、インジケーターが点くまでそのままにすれば、オイル交換のインターバルが２倍には延びそうです。でも、オイル交換無しで１万キロ走る事への抵抗感は少ないのですが、２年間交換しない勇気は到底持ち合わせていません。

純正オイルは高性能で安心（無難）だと言う事は判っていますが、ベンツの純正オイル（量販店に並んでいるもの）は巷の超高級オイル並と迄は言わないまでも結構なお値段で Mobil 製の模様です。ここは車との相性考えて選択肢（選ぶ楽しみ）は減りますが、あえてメーカーの認定基準を正式に満たしているオイルの中から選ぶ事にしました。

所謂ベンツの 229.3 又は 229.5適合のオイルになりますが、 229.5 規格適合って
　・Mobil1 RP 0W-40
　・FUCHS TITAN SUPERSYN SL MB 5W-30
位しか見つけられませんでした。

229.3にすれば、一気に選択肢が広がって目移りしますが、各社の 229.3 のシンセティックオイルが Mobil1 RP より随分安いかと言うと必ずしもそうでもないんです。229.3 で安いシンセティックオイルは Mobil1 DE ですから、やっぱり感覚値として「稀少（マニア）ブランドとしてのプレミアム」が無い分だけ、Mobil1 のコストパフォーマンスが高く感じられました。

PAO 中心で流行のエステルではありませんが、たまたま FINA の方とお話しする機会に恵まれていろいろ伺ってみると、エステル系は初期性能が素晴らしい一方賞味期限が短い（1,000〜3,000km程度？）との事。消費期限は充分長い（10000km 以上？）としても短い賞味期限に高いプレミアムを払う様な乗り方や交換サイクルではありませんから、お話しを伺ってすっきり納得して Mobil 1 RP にしました。

オイル交換直後のインプレッションですが、1000km での交換ですから新油効果は特に感じられなかったのは想定通りなんですが、南ア工場充填オイル（不詳、FUCHS？）に比べてなんというか低〜中回転でのふけあがりマイルドというか、むしろおとなしく感じられる様になったのが予想外でした。

純正オイルは10W-40 なので、0Wだともっと柔らかくて抵抗感が無くなるという期待は見事に外れましたが、もっさりという程でもありませんから良しとしましょう。また、シャバシャバでメカニカルノイズが増える不安があったんですが、冷間始動時のノイズが増えた様な気も（一瞬）したのですが、プラシーボだったのか同時投入の添加剤効果で相殺されたのか、少し走って落ち着いてみると、むしろ音質がややマイルド（メカニカル感の低減）になっており、0W を意識する事はなさそうです。

満足度：
コメント：	オイル交換で特段の感動はありませんでしたが、プレミアブランドの 229.3 と同程度以下の価格で 229.5 を入れられてとりあえずは満足（でもまだ高い。。次はDIYかな）。南ア工場充填も FUCHS だったのかなぁ。。。燃費についてのインプレッションは、暫く乗ってから添加剤とまとめてアップする予定です。

Oil の規格や用語については、インターネットなどで簡単に検索出来ます。例えば こちら